あやしい代行業者ー増える替え玉受験と社会ー

替え玉受験なんて昔の話でしょ?

と、私も普段から気に留めることもなくいた。

しかし、コロナの影響もあり増えている就活生のWeb試験。

就活生向けのWeb試験やオンラインでの資格試験の代行が流行りだしているらしい。

実力の伴わない人々が回す社会に近づいて行ってしまうのだろうか。

※本ブログ・記事は替え玉受験を促すものではありません。

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  • 替え玉受験とは
  • 替え玉とテストのオンライン化の現象
  • 替え玉対策の具体例
  • 替え玉受験は犯罪なのか
  • 怪しい代行業者
  • 筆者の思い・考え

替え玉受験とは

その名の通り、本人に偽って別の人物が試験を受けること。

Webに移行した就活の一次審査などで増殖していて、

ネットで「テスト 代行」などで検索するだけでたくさん出てくるようになっている。

替え玉受験が増殖しているのには訳がある。

それは、ネット上ですべてが完結することだ。

そのおかげで、代行サービスを行っている人と依頼者が顔を合わせることなく

”合格”や”依頼料”を手に入れることができる。

替え玉とテストのオンライン化の現象

マイナビ調べのの情報によると、採用手法は以下のようになっているそうだ。

 ・適性検査(紙)  :29.3%

 ・適性検査(Web) :48.4%

 ・学力テスト・筆記試験(紙)  :29.4%

 ・学力テスト・筆記試験(Web) :18.5%

                                                        ➡大学受験・TOEICなどもオンライン化。

専門家はこのオンライン化の風潮も踏まえ、替え玉受験を依頼が増えた理由は

特に以下で可能性が高いという。

 ・コロナの影響で就活などに対する準備が整えられていない:

  大学に直接行かないことにより、近しい人以外の様子が分かりにくかったり、

  オンラインでの講習が学生の耳に入りにくいのではないかという。

替え玉対策の具体例

 ・身分証明書と本人をAIで解析する

 ・カメラで撮影をし、オンライン上で監視する

 ・操作音などをリアルタイムで受信し、監視する

などが実際に企業などでは採用されているそうだ。

どれも多少の隙はありそうなものの、あるのとないのでは大きく違うものだと思う。

替え玉受験は犯罪なのか

結論:替え玉受験は犯罪です。

・依頼者:偽計業務妨害罪・有印私文書偽造詐欺罪、、、など。

・実行者:上記に対する幇助犯(幇助犯)が適応される可能性がある。

怪しい代行業者

お掃除代行、家事代行、退職代行、、など、今や世間に溶け込んでいる代行サービス。

その中には法にも引っかかる”あやしい代行サービス”もある。

その代表例はなりきりによるものだ。

謝罪や退職などで、通常の代行サービスを利用する際、本人でなければ認めないなどというような対応をされたときに彼らはその人になりきって様々なアクションをこなす。

その仕事は結婚式の挨拶から両親への電話、面会までと幅広い。

筆者の思い・考え

学生の筆者としては替え玉受験が広がっていることをとても許せない。

オンライン技術が広い世代でも受け入れられつつある現代にこのような問題が起こってしまうのは少しだけいたし方ない気もしなくもないが、改善方法などもオンライン化の波とともに広がっていってほしいと思った。

一方、少しグレーな代行業者に対しては、そこまで否定的ではない。

もちろん法に引っかかることはよくないことだが、多様性が受け入れられてきている現代、逃げるのも一つの手段なのではないだろうか。

自分の得意分野・個性を生かしていける環境が整えば、社会はきっといい方向に成長していくはずだと思う。

                                  またね。

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